今回は、イワトオさんの「迷宮クソたわけ」を読んだので、その感想を書きたいと思います。
『ウィザードリィ』をモチーフとした異世界ファンタージーな漫画です。ウィザードリィといわれても知らない人も多いかと思いますが、1981年に発売されたRPGゲームのことです。後の大ヒット作品であるドラゴンクエストやファイナルファンタジーに影響を与えたといわれています。
迷宮クソたわけは、漫画家のせいほうけいさんによりファンアート的に漫画化されていて、ツイッターやニコニコで無料公開されています。
迷宮クソたわけのあらすじ
奴隷商人に捕らえられた主人公は奴隷となるが、その主人の目的は迷宮に潜らせることでした。
もちろん奴隷となった主人公に拒否権などなく嫌でもなんでも潜らなければいけません。
そこに加え冒険者としての適性がなかった主人公は仕方なく職業:魔法使いを選び命を懸けて潜り続けることになります。
迷宮クソたわけは、シビアで泥臭い迷宮探索ストーリーです。
迷宮クソたわけのネタバレあり感想
一言でいうならば迷宮探索ものです。
ゲームで言うとウィザードリィ系のものをリスペクトしたストーリーで、ひたすら暗い迷宮を潜っていきます。
冒険者としての適性はなかった主人公だが地頭は良いみたいで、色々なアイデアで魔法を使いこなしモンスターを仲間たちと共になんとか倒していきます。
とは言っても結構シビアな迷宮ものでよくあるチートや転生者などは全くな、く戦闘自体もまさに命がけという雰囲気がでていて時には人が命を失う場面も容赦なく描写されています。
全編にある種の悲壮感的な美しさすら漂っているのでシビアな戦闘が好きという人にはこの漫画はお勧めです。
本当に戦闘は泥臭く、かなりシビアなのでこの漫画が電子版のみというところの理由がうかがわれます。
ウィザードリィ好きはもちろん、ダンジョン物や俺tuee系・知識チート系や最近流行りの ざまぁ系を見飽きた方にオススメの漫画です。